格安航空券で行く、ベトナム・ホーチミン
航空券と言えばSkyscanner一択
羽田からホーチミンへ
ベトナム旅行に行こうと決めたのが1月頃、翌月に弾丸旅行を敢行することとした。
航空券と言えば最近はもっぱらSkyscanner一択である。
私は、Skyscannerが日本語化される前から使っていたくらい(古参アピール)Skyscannerにはお世話になっている。
Skyscannerの何がいいかというと、
- 圧倒的カバー力
- 検索の使いやすさ
- お宝さがし感
である。
1.圧倒的カバー力
日本の格安航空券サイトなどでは、アジアリゾート、北米、などといったカテゴリごとに行き先を調べるスタイルになっていることが多い。
しかし、調べるカテゴリにないような行き先の都市に行きたい場合は検索することが出来ない。
その点Skyscannerは掲載していないところはあるのかという勢いでかなりの場所をカバーしているので安心してマイナーな都市への航空券を探すことができるのだ。
ホーチミンへのフライトもskyscannerであれば直行便から乗継便まで、格安便から日系航空会社まで幅広くカバーしているのである。
先日、ウズベキスタンに旅行にでかけたが、ウズベキスタン行きの航空券も当然のようにカバーされており、マイナー旅行地に向かう人にとってはもはや必須と言っても過言ではない。
2.検索の使いやすさ
これは他のサイトを圧倒的に凌駕している。
もしあなたが、行く先も日程も細かく決まっていないけどどこかに行きたい、と考えた場合、「すべての場所」について「最安値」を検索することができるのだ。
これは他のサイトではほぼ見ることのないSkyscannerの圧倒的利点だ。
つまり何のプランもない状態から、次はどこの町へ、どの時期に行けば最安値であるかを調べることが可能なのである。
私自身、一か月前まで何も考えていなかった状態からSkyscannerを通じてベトナム旅行を決定したようなものである。
また、機能として世界地図上に最安値を表示させたり、日ごとに最安値を棒グラフ上に表示したりと、見た目的にも面白いものが多い。
ただ、検索するだけでも旅行気分を味わえてなかなか楽しいのである。
3.お宝さがし感
これは航空券探しの最も楽しい点でもありイライラする点でもある。
一日出発がずれるだけで、羽田から成田にするだけで、ソウル乗り換えにするだけでetc...さまざまな小さな条件で航空券の値段は大きく変わってくる。
Skyscannerではすぐにこれらの条件を入れ替えて検索することが可能なので、様々な航空券を比較して最も良いプランを選び取ることが出来る。
一方で、こういった作業が苦痛で自分で選ぶのはめんどくさいという方にはかなりの負担感がある作業だと思うので十分にSkyscannerの利用には自分の性格と相談しながら考えていってほしい。
エアアジアでホーチミンへ
初エアアジア
そんなこんなで、私がゲットしたベトナム・ホーチミン行きの航空券はエアアジアX クアラルンプール乗り換えの便であった。
これの良いところはやはり価格が安いことである。
エアアジアといえばLCCの代表格のようなもので、東南アジアを中心にかなりの都市に就航している。
さらに私たちにとってラッキーだったのは羽田夜発であったことである。
木曜日の夜発だったのだが、これのおかけで同行者である姉が木曜日の仕事を休むことなく仕事帰りにベトナムへ行くことが出来たのである。
生き延びろ!乗り換えパニック
航空券はホテル2泊込みで¥44,000程度。
やはり格安である。
しかし、懸案はクアラルンプールでの乗り換えがあるという点だ。
行きは2時間30分、帰りは2時間15分で乗り換えなければならない。
とくに帰りに至っては、姉の仕事が月曜日から始まるため絶対に遅れることはできないというハラハラ仕様。
時間にリミットがあるくせに格安航空券をゲットするというまさに二兎を追う旅程にしたのだが、出発直前になってやはりまずかったのではと不安が増大したのであった。
エアアジアのような格安航空はよく遅延するという口コミも調べれば調べるほど出てくるうえ、乗り継ぎに失敗しても特に助けられないというような情報も出てくる始末。
2時間のバッファですら足りないのではないかと不安ではあったのだが。。。
実際に乗ってみた
やるじゃんエアアジア
不安は増大、ハラハラしてまずは羽田からクアラルンプールへと出発したのだが、いざ乗ってみると、、
快適だしオンタイムじゃないか!?
嫌な噂はかねがね調べ尽くしていたものの出発時間が遅れることもなく、スムーズなフライトであった。
ただし、クアラルンプールまでは8時間近くかかり意外と遠いので、機内食が出ないというのは少し辛いものがあった。
もっとも、機内でも買おうと思えば買えるし、飲食物は原則持ち込み禁止だが、ペットボトル一本、軽いお菓子くらいであれば特に何も注意されることはなかった。
座席も素晴らしく広いとは思あなかったものの184cmの私でも取り立てて窮屈さを感じることはなかった。
唯一気になったのはやはり冷房が強めということだ。
東南アジア風のおもてなしとは、冷房キンキンの涼しいところでお迎えすることらしい(笑)
そんなこともあって機内はかなり寒かった。
女性の方はいくら目的地が熱い東南アジアと入ってもストールや薄いものを用意した方がよいだろう。
クアラルンプール国際空港
クアラルンプール国際空港にはほぼ定刻で到着、いよいよドキドキの乗り換えである。
一秒でも速く、急いで乗り換えないとと焦っていたのだが、、、
クアラルンプール国際空港は確かに広い。
エアアジアが主に使うターミナル2はX字のような形をしており、端から端まで行くためには結構な時間がかかることが予測される。
さらにセキュリティチェックが二回あり、Transferのゲートを越えてすぐに一回と、出発ゲート付近でもう一回ある。
これが混雑していたら時間は結構かかるだろう。
だが、私たちはわずか45分ほどですべての作業を終えてしまった。
もちろんセキュリティゲートではそれなりに待ったし、ゲートがどこか確認したり、トイレに行ったりする時間もあった。
しかしそれを含めたとしても1時間以上かかる、ということはなかなかないのではないだろうかと思う。
結局あまりに暇だったので二回目のセキュリティチェックを抜けた先のレストランでゆっくりと朝食を食べた。
ベトナムに行くのに格安航空券はおすすめか、否か
答えはYES
結局、私たちはホーチミンにもほぼ定刻で到着し、極めてスムーズにエアアジアを利用することが出来た。
懸案の帰りの便に関しても、遅延はなし。
やはり帰りも時間が余ってしょうがなかったので、2回目のゲートを超えた先にあるエリアでブラブラしていた。
クアラルンプール国際空港第2ターミナルは、なかなか広くて綺麗でいいのだが、2回目のゲートを超えると店の数も時間を潰せる場所も途端に少なくなる。
時間に余裕を持つことは大事だが、もし空港で少しお買い物などを楽しみたい場合は"第2のセキュリティゲートは越えない"ように強くアドバイスしたい。
そんなこんなで不安は色々とあったものの、結局日曜日の夜に日本へと無事帰国することができたのである。
しかし、これはひとえに遅延が一切発生しなかったこと、預入荷物がなかったことなどの要因によるものである。
特に遅延に関しては、弾丸旅行を計画しているならばかなり危ない事態に巻き込まれてしまうこともあるので、帰りに絶対に遅れたくないという方にはあまりお勧めできない。
しかし、エアアジアでの経験は私個人のおすすめ度と満足度でいえば極めて高いものであった。
学生の方や旅行から帰っても一日分くらい余裕があるような方など、遅延、乗り継ぎリスクに柔軟に対応できる人には断然お勧めだ。
また、アジア方面であればそこまで長時間のフライトにはならないのでLCCといえどもそこまで苦痛に感じることはないのではないだろうか。
LCCで海外に挑戦するのは初めてだったのだが、これからもアジア方面については積極的に試していきたいと感じた。
特にエクスペディアでホテルとセットで取った場合は、航空券運賃だけよりも安い場合があるので穴場だ。